こんにちは、suyaです。
今回のテーマは、日本学生支援機構の奨学金です。
看護学校では、病院の奨学金を借りている方がほとんどだと思いますが、「お礼奉公制度」があるので、借りるのを迷っている人もいると思います
私は、病院の奨学金を借りずに、日本学生支援機構の奨学金を借りていたので、紹介したいと思います。
私の場合は、
- 日本学生支援機構第二種奨学金(利子あり)
- 月額8万円を2年間(24ヶ月)
- 利率見直し方式
- 月賦返還
になります
奨学金返還について、貸与額通知書より予定の金額
私は、利率見直し方式を選択したので、予定の金額となっています
- 借用金額の総額 1,920,000円
- 返還回数 156回(13年)
- 月賦返還金 15,059円(予定)
200万円でも、13年もかかるんだ・・・ってかんじですよね。
バイトもしていましたが、できる限り親に頼りたくないと思って、奨学金を借りました。
親が共働きだったからか、第一種や学校の学費免除は落ちてしまいました・・・。
実際の奨学金返還について
今年度のはじめに届いた奨学金返還の振替案内(残額のお知らせ)によると、
- 月賦返還金 12315円
- 年利率 0.01000000%
となっています。
現在は金利が低いので、利率見直し方式にしましたが、就職してからすぐに返し終わったので、それでよかったなと感じています。
おわりに
私は、就職先をすぐに決めきれずにいたので、病院の奨学金を借りずに日本学生支援機構から借りました。
私は2年間だったので約200万円でしたが、もし大学4年間となると、約400万円ほどになると思います。
私は、退職するまでの1年半の間に、節約して貯金を120万円ほど貯めていました。
それでも、奨学金を全額返せるほど貯めることはできませんでした。
病院の奨学金はだいたいどこも3年働けば、返済不要となります。
もし、私が当時に戻れるとしたら、1年生の頃から積極的に病院見学に行き、就職先予定の病院の奨学金を借りると思います。
病院の奨学金を借りるまでは、日本学生支援機構を借りておいて、病院からの奨学金が下りたらその分を先に返済って考えるかな・・・。
↓ 新しい制度が出るみたいですが、私の場合は該当しなかったと思います
条件をつけて高校や大学の学費免除・減額よりも、誰でも無利子で奨学金を借りれるような制度があったらいいのにな~と思います。
自分の意志で高校・大学に通うので、たとえ世帯収入的には余裕があったとしても、親に反対されていて自分で学費を稼いで通っている人もいますよね。
条件をつけると、揃える書類も多くなり、手続きが大変になります・・・。
お金に余裕がない家庭だから共働きなのに、世帯収入で落ちてしまうってなんだかな~と思いました。
今、ご自身の身内に看護学生がいらっしゃる際は、奨学金についてよく調べて話し合ってあげてください。
どちらもメリット・デメリットがあります。
「病院から奨学金を借りる=就職先を早い段階で決める」ということなので、たくさん病院見学に行かせてあげて、一緒に考えてあげてほしいと思います。
3年生になると実習で忙しくなるので、1~2年生の長期休暇は積極的に病院見学に行くことをおすすめします。
病院の雰囲気や看護観、やりがいに関しては本人の意志を尊重してあげてください。
その分、給料や福利厚生のことについて、まだわからない部分があると思うので、相談に乗ってあげてください。
長く働く上で、有給休暇や病休時や出産・育児などの制度は重要です。ここは民間病院と公立病院で大きく異なります。
私の同期では、看護学校附属の病院に進んだ同期では、3年以内の退職はほぼいませんでした。
しかし、都市部の大きな病院に就職した子の中で、1年で退職した子の割合は多かったです。
また、奨学金の額が大きい地方の病院に就職しましたが、お礼奉公の途中でうつ病になり、退職となった子もいます。幸い、その子は奨学金は1年しか借りていなかったので、お礼奉公期間を終えていました。
少しでもみなさんのお役に立てれば嬉しいなという思いで書いてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは。